商品のパッケージ袋をどのようなものにすればいいか。

もちろん、商品の大きさや袋への納まり具合というのも大事ですが、販売する際にパッケージ袋でどのように見せるのかということを考えるのも大事な点です。

そこで、「売り場を想像する」ということが重要です。

店内のどこに置かれるのか。
どのように販売して欲しいのか。

陳列場所

透明度の高いOPP袋を利用する場合は、大きく分けて次の2種類があります。

< 棚の上に並べられるのか。または、什器に吊り下げられるのか。 >

店舗では、一般的に類似する商品を同じ場所に並べて販売致します。限られた販売場所の中で効率的に陳列出来なければ、その商品は陳列しにくいということで外されてしまうこともあるかもしれません。

もし、類似する商品の横に自社商品を陳列してもらいたい場合は、類似商品がどのように陳列されているのかを知る必要があります。その陳列方法が吊り下げ式だとしたら、吊り下げられるヘッダー付きのOPP袋や穴空きのOPP袋を選択すると良いでしょう。棚置きでしたら、テープ付きのOPP袋を選択すると良いでしょう。

差別化

次に、数ある商品の中でどうすれば自社の商品を見てもらえるか。

同じような商品が並ぶ中、自社商品を目立たせるためには他との差別化をする必要があります。陳列における差別化は、形状と見栄えで実現します。

吊り下げ式は、視線と垂直に商品が並ぶため、商品の前面が広く視線に入ります。また、吊り下げ式ではなく、棚に商品を表向きに立てて奥から前へ陳列する方法においても、吊り下げと同様の効果が得られます。

そのため、商品の前面は、目を惹く上で非常に重要です。パッケージ袋の前面に印象的な内容を印刷することが差別化につながり、購買へ第一歩なのがわかります。

透明と印刷の使い分け

最後に、上手なパッケージ袋の印刷は、どのようなものが良いか。

OPP袋の大きなメリットは、非常に透明であることです。包装されていても商品を見せられるということで、商品自体の訴求力があり購入者に安心感を与えます。

OPP袋の印刷部分と透明部分を上手に使い分けることが出来れば、パッケージ袋が商品の売り上げにより貢献することは間違いないでしょう。

まとめ

以上をまとめると、次のようになります。

  • 売り場を想像する
  • パッケージ袋の前面を意識する
  • 印刷で引き立て透明を生かす

パッケージ袋をどのようなものにするかは、この3つをスタート地点にしてみてはいかがでしょうか。

2012年02月09日 - コラム